3年生最後の演習

 

3年生最後の実習「看護の統合と実践」を前に、看護の統合と実践演習を学内で実施しました。

 

 当校の演習室は、一般病床に見立てた基礎演習室と成人・老年演習室、沐浴等が実施できる母性・小児演習室、一般家庭に見立てて浴室や和室、キッチンのある在宅演習室があります。今回の看護の統合と実践演習で使用した基礎演習室と成人・老年演習室には、病院で使用しているものに類似したベッドや床頭台、オーバーテーブル、ナースコール等が設置されており、ナースステーションもあります。病院で使用している本物の点滴を使用し、教員が様々な患者さんを演じました。学生たちは数名で1つのチームを作り、看護の実践と振り返りを重ねながら、頭を悩ませて意見を出し合い、より良い看護とは何かをチームで考えました。

 その後、演習での学びを持ち帰り、学年全体で共有をしました。患者さん一人ひとりに真剣に向き合い、優先順位を考え行動することや、情報共有の大切さを学ぶことができました。

 看護学生最後の実習では、演習での学びを活かし、看護師として働く自分自身を想像しながら、より成長してきてほしいと思います。