継灯式

 

令和3年11月24日、君津中央病院附属看護学校では継灯式が行われ、一年生59名が看護の道に進む決意を新たにしました。

継灯式は、ナイチンゲールの看護の精神をともしびとして受け継ぎ、看護の道に進む決意を表明するための儀式です。平時であれば、行政・医療関係者及び保護者など多くの方をお招きし、一年生の継灯を祝したいところでありますが、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、学校関係者のみで挙行しました。

一年生は、一人一人がナイチンゲール像の灯からキャンドルに火を移し、厳粛な面持ちで登壇。上級生や教職員もキャンドルを手にし、美しい灯が体育館いっぱいに広がりました。厳かな雰囲気の中、一年生全員で「ニーズに合わせた看護を行い、患者と家族に寄り添います」宣誓する声が響きました。

上級生代表からは、「何が必要か、自分に何が出来るか、患者と向き合おうとする気持ちが一番大事。同じ看護の道を志す仲間として、分からないことがあったら聞いてほしい」と激励の言葉が贈られました。

一年生代表の学生は「患者さんが何をしたいのか、コミュニケーションを取りながら対応できる看護師を目指したい」と、看護学生としての目標を語りました。一年生は、思いを新たにし、今後病院や介護施設での実習に臨んでいきます。

 

継灯式の後は、上級生主催のお祝いの会が開かれました。継灯式の厳かな雰囲気からは一変し、学生たちの楽しそうな笑い声が響く時間となりました。ラジオ風ムービーの中で、一年生の質問に上級生がユニークに回答するなど、工夫を凝らして今後の学生生活へのアドバイスを行っていました。